ルノーカングーの歴史をシリーズで振り返っていきたいと思います。
1回目は コカングー(フェイズ1)
1997年にエクスプレスの後継車として登場。
日本に正規輸入されたのは5年後の2002年のこと。
正規輸入車は、1.4L、ハッチバックドア、オートマチック、右ハンドルのみの設定。
因みに欧州では1.2L~1.6Lのガソリンエンジンと1.5L~1.9Lのディーゼルエンジンがあり、ダブルバックドア、マニュアル、4WDやバンなどバリエーションは豊富です。
特徴は愛くるしいフロントフェイス。
2003年にフェイズ2へマイナーチェンジが行われた為、日本での販売はたった2年でした。
ブログ用に画像を探していて気付いたのですが、私どもも以前は並行輸入のカングーもいろいろ取り扱ってました。
正規輸入車との違いを発見し、ワクワクしていた頃を思い出します。
そんな中から、並行カングーも交えてフェイズ1時代をご紹介。
その1
2003年モデル 1.4L
正規輸入車 AT 右ハンドル レモンイエロー
非力でしたが、エンジンとオートマのフィーリングは一番よかったと思います。
あまり見かけなくなりましたが、サービスファクトリーの代車で1台活躍中です。
その2
2000年モデル 1.4L
並行輸入車 5速MT 左ハンドル ソレントグリーン
正規輸入のフェイズ1にはなかったカラーリング。
この車輌のオーナー様はカングージャンボリーのフリマに毎年出店されてます。
正規輸入1.4Lから並行輸入1.4Lへ乗り換えられた強者です。(笑)
その3
2002年モデル 1.6L
並行輸入車 5速MT 左ハンドル コスミックグレー
コスミックグレー(普通のシルバーです)の流通数はかなり少ないですが、個人的に大好きなカラーです。
この個体は「目指せ20万km!」を合言葉にちょうど今車検整備中。(現在14万km)
オーナー様は昔1.4Lの並行輸入車にも乗られてました。流石です!
その4
2003年モデル 1.6L 4x4
並行輸入車 5速MT 左ハンドル マリーンブルー
現在札幌で活躍中の4WDカングー、走行距離は順調に160,000kmまできたとのお便りが。
このペースだとあっと言う間に20万kmですね。
よく見ると4x4ならではの特徴があります。どこが違うか分かりますか?
後日、改めて4x4のお話をしようと思っていますので、答えはその時にでも。
その5
2000年モデル 1.9L ディーゼル
並行輸入車 5速MT 左ハンドル ブルーボルト
この車輌の特徴はディーゼルエンジンとボディーの左サイド。
後席にドアは無く、スライドガラスになってます。
右サイドにはスライドドアがありますが、残念ながら日本では車道側ですね…
ターボ付きも存在したディーゼルモデル。
現行モデルに至るまでディーゼルカングーは一度も正規輸入されておらずめったに会うチャンスはありません。
正規輸入では単一モデルのフェイズ1、並行モデルを交えたため随分濃いメンツが登場しましたね。ちなみに5台とも現役で走ってます。
まだまだ世間には知られていなかったカングーの“下積み”時代。 (もちろんカングージャンボリーも開催されていません) どこかで見つけたら、ここから始まったんだなぁと改めて眺めてみてください。 やさしい顔つきがうんと愛らしく見えるはずです。
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