ルノーカングーの歴史を振り返るシリーズ最終回です。
今回はデカングー(フェイズ2)
2013年8月、販売スタート
当時はビッグマイナーチェンジと言われ、フェイスデザインが大きく変わります。
(オランダ出身のローレンス・ヴァン・デン・アッカーデザインです)
ZENとACTIFの2グレードが登場しました。
▼フェイズ1とフェイズ2、フロントフェイスの違い
マイナーチェンジとともにフェイズ1で好評だった装備が一部なくなります。
可倒式助手席、シートバックテーブル、クルーズコントロール…
これらは後に1.2Lモデルで再び装備されるのですが何故に?
▼ZENはボディー同色バンパーでレザーステアリング、3トーンファブリックシート、オートエアコンが標準装備
▼ACTIFは前後ブラックバンパー、ダークカーボンファブリックシート、マニュアルエアコンが標準装備
写真のルージュビフ(赤)、現在カタログカラーにないんですよね~復活しないかなぁ…
▼グリメタンのZEN、実はレアモデルなんです。
当時カタログに掲載せず、こっそり販売されていました。
一説には限定車よりも少ないとか…
▼2014年 限定車コンフィチュール
写真のルージュパボとブルーボルガの2カラーで100台限定販売。
オプションでも設定されていないパノラミックルーフが特徴です。
▼2014年5月にマニュアル車(6速MT)のみですが1.2Lダウンサイジングターボエンジン(H5F)が導入されます。
そして記憶に新しい2016年7月、マニュアル車のみの設定だった1.2Lエンジンに6速EDC(エフィシェントデュアルクラッチ)がルノー史上初、日本先行導入で登場。
この年、デカングーの生産台数が100万台に至り、カングーの製造工場であるモブージュ工場にて記念式典が行われました。
100万台目の記念車輌は日本へ出荷されました。
▼2017年 AEON PETとのルノージャポンのコラボから誕生した動物専用ドクターカー。この年、イオンペットの獣医師監修のもと、ペットとともに暮らすカングー"Kangoo with Pet"が20台限定で販売されました。(2018年にも10台限定で販売されています。)
▼限定車アンプロヴァンス
ロクシタンとのコラボモデルで、カラーはオランジュエタンセルのみの設定。
CABANAの専用シートカバーが装着され70台限定で販売されました。
とてもいい色ですが、実は塗装屋さん泣かせだったりします(;^_^A
色がなかなかのらないんです…
▼2018年 5月のカングージャンボリーで紹介された限定車"Couleur"
山と空のヴァカンスカラーをテーマに登場。
ヴェールモンターニュとブルーシエルの2カラー、それぞれ100台限定販売でした。
▼カングー生誕20年を迎え登場した限定車「KANGOO 20 ans(ヴァンタン)」
ルノー本社サイドで企画されたモデルで日本には200台が割り当てられました。
カラーはルージュパボ。
カングーシルエットが可愛い専用シートが装備されました。
▼2019年現在、グレードはZENの1.2Lモデルのみになりボディーカラーもカングーでは最少の6色のみの設定。(カタログモデルは随分寂しくなりました…)
その分?限定車が多く登場し盛り上がっています。


来年は次期モデルが発表される予定ですが、まだまだ主役の座は譲れませんね。
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