カングーらしいオプションの代表、ヘビーデューティーキャリア。
どう見てもハシゴと脚立を載せる、はたらく男たちのために用意されたものなのですが、これがいい雰囲気で、コカングー時代から根強い人気です。
えーっ、生産終了?!
そうなんです。
このアイテムがこの度生産終了となりました。
急なことでとても残念です。心の準備ができてませんでした 。(T_T)
本国ではあまり売れなくなったのか、第三世代カングーへの移行準備なのか…?。
新しいアクセサリーカタログから写真が省かれていて、様子がへんだぞと店長古川と話していました。(プライスリストをよく見ると文字ではちゃんと載っていますが)
今日現在国内在庫は残りわずかです。
予告なく日本に追加輸入されることもあるそうですが、生産そのものが終わったためチャンスはもう限られるでしょう。
ファンのために改めてご紹介
当店でもリクエストが多いこのヘビーデューティーキャリアを、いちファンとして改めてご紹介します。
・価格
・サイズ、高さ、耐荷重 ・取付方法
・つけたカングーたち(写真)
・オマケ
価格
本体価格は68,800円。
必要な部品は全て揃っています。バリエーションはなくワンサイズです。
サイズ
届いた時は大変です。
運送ドライバーさんも苦笑いのビッグサイズ。置き配されたらやばいです。
「大型送料」がこわいですが、当店では入手ルートを見直し、お客様のご負担はありません。
「イケアみたいに組み立て式にすればいいのに」と思ったあなた。
確かにそうですが、これが丈夫さの証なのです。骨格部分は全て熔接されており、正にヘビーデューティーです。
【Heavy duty:酷使に耐えるさま。耐久性のあること。】
つけたら高さ何cm?
キャリア単体の高さは26cm。
カングーの車体全高181cm +26cm =207cm となります。
私もヘビーデューティーキャリアを愛用していますが、街中では「210cmまで」の表示が多いように思います。なのでだいたいいけます。
※参考に
【マルチルーフレール+ルーフバスケットの場合】
純正マルチルーフレール 8cm
+スーリー キャニオン859XT 15cm =23cm →204cm
+YAKIMA メガウォーリア 16.5cm =24.5cm →205.5cm
+ルノー純正(TERZO製) 22cm =30cm →211cm
キャリア上の平らな面積は128×200cm。
自慢の広さです。これはちょうどセミダブルのベッドくらい。
後端にはローラーがついています。
これは梯子など長いものを載せる時に転がせるようにしているのですが、取り外し可能です。本国のハッチバックモデルに対応するための設計です。接触しますからね。
耐荷重
耐荷重は100kg。立派な数字です。
キャリア自体の単体重量が24.5kgですから、積載物は75.5kgまでです。
(純正カタログでは昔から単体重量47kgとの記載がありますが、誤りでしょう。)
ちなみにマルチルーフレールの耐荷重は80kgです。(40kgx2本)
取付け方法
4本の足やフロントプレートなどを組付けたら、ルーフへのせます。3人いれば安心です。
ボディにはあらかじめ穴が用意されていますから、そこへボルトで締めこむだけで固定できます。純正ならではの明解さです。
歌う?
カングーに限らずキャリアを付けたことのある方はご存知の通り「ノイズ」が発生します。
単なる風切り音ですが、速度など条件によっては「ボーー」とか「ババババーー」と聞こえます。
そういえば、そんなノイズを「そうなんだよ、カングーが歌を歌うんだ」と表現するごきげんな方がいらっしゃいました。
ヘビーデューティーキャリアが付いたかっこいいカングーたち
オマケ
個人的には説明書がたまりません。
なんかいいですよねぇこの感じ。
エクスプレスのショートボディに載せたのは脚立ではなくなぜかサーフボード。「しっかり縛ってね」の図。さいこうです。
最近気付いたのですが、本体に貼ってあるステッカーに「Worker:003」の文字。
「プロ職人向けの商品」という意味でしょうか。こういうのもいいですね。
まっすぐ貼ってないし笑。
ね、欲しくなってきたでしょ。 デグチ
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