海外経験や自動車業界などおもしろい経歴とライフスタイルをお持ちで、お仕事柄クリエイティブなNS様。
いろんな話で盛り上がった結果、大事な財布を店のどこかに紛失しちゃうというスタートだったNS様の、カングーをつくる話です。
はじまり
京都が一番寒い季節、ちいちゃなお子さんと一緒にYour KANGOOを見に来られました。
ちょうど展示していたペイント済のカングーを見ながら、現行エンジンの1,200ccターボと従来型1,600ccのそれぞれ特徴や、塗装のことなど、いろいろご質問いただきました。
なくした財布が見つかったのがご縁かはわかりませんが笑、数日後ベースとなる個体をお決めになりました。
プランニング
ボディカラーはブルーグレーに。
少し前にHY様のために調色したカラーサンプルが見事ヒット。
「これです、これにします!」
一度お蔵入りしたカラーがこうして指名されておもしろいですね。
インテリアにも興味が強いNS様。
お子さんと遊びながらシートやステアリングなどインテリアのカスタマイズも時間をかけて打ち合わせました。
レーザー加工機使ったを新しいコトにもチャレンジです。
さて、どんなカングーができるでしょう。
「荷物と家族の思い出をたっっっくさん乗せれるKANGOO!!! もちろんオシャレな♪」
ビフォーはこちら
ベースとなったのは1,600ccのルージュビフ(赤色)です。
これが大変身しますよ。
ペイントワーク(オールペイント)
もうすでにかっこいいです。この色私も大好物でして...。
できました!
「Jeepのアンヴィルより深く、カングーのグリメタンより青く、ブルーメタンよりグレーで、ウェットなツヤ感がある」HY様のカングーと似て非なる色です。
(チャンスがあれば並べてみたい)
定番メニューのブラックアウト(前後バンパー、ドアミラー、ドアハンドル、ドアモール、テールランプ上下)にプラスして今回はフロントグリルもマットブラックに。
残念ながら生産終了の情報が入ったヘビーデューティーキャリア。
今後入手困難となるでしょう。
到着時は毎度こんな感じです。日ごろ取り扱うパーツでこれ以上大きいのはないです。
つづいてインテリア
ビフォーがこちら。いたってノーマル。
これがこうなりました。
カバナのシートカバーはカラーリングをオーダーできる「アクセントデザイン」というモデル。色は「トフィー×アイボリー」です。
雰囲気がまったく変わりましたね。
ほかも詳しくみてみましょう。
エアコンパネルとナビパネルを外してボディ色にペイントしました。
ベゼルはシルバーのままに。
ステアリングは本革で張替え。
明るいブルー(パンチング)とアイボリーの組合せ。ステッチはアイボリー。
新たに挑戦したのがこちら。
アームレストを本革で張替えて、お子さんの手形を原寸大で入れました。
レーザーで彫刻しています。
外と内のメリハリが楽しいカングーとなりました。
喜んでいただけるでしょうか。
ご納車です!
はじめて見るご自身のカングー。
色も、シートも、ステアリングも、アームレストも全~部気に入っていただきました。
お子さんもごきげんです!
ボディカラーは「スモーキーブルー Smokey Blue」と名付けられ、出発の準備が整いました。
手を振って笑顔の出発!
後ろの赤いジョンクーパーはご主人とお子さんです。(すてきなコンバーチブル!)
いってらっしゃーい!!
内装への興味が特に強い私ですが、今回もとても勉強になりました。
ありがとうございました。
さあ、あなたらしく。
出口
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