Your KANGOO OS様

更新日:8月12日



初のお任せオーダー(!)

実はこのカングー、色も内装も「全部お任せ」という大胆なご注文をいただいてできたものなんです。 リスク覚悟(?)で僕らの〝ドロ舟〟に乗っていただいたOS様のけっこう特別仕様になったカングー。 無事にご納車できましたので、詳しくご紹介します!

【はじまり】 ずいぶんお待ちいただいて、ようやく入った未使用車のカングー。それもクルール!

(あの頃はまだ新車や未使用車がかろうじて仕入れることができました。)

当初はお二人で希望の色や好みを出し合って仕様を相談されていたのですが、なかなか決まらず、「もう僕が決めちゃいましょうか!」と冗談で言ったらそのままそんなことに…。 もちろんはじめてのことで、僕らも嬉しさとプレッシャーで、ほんとにいいんですか?の確認がかなりしつこかったと思います笑。

さぁどうしましょ。 いただいたありがたいチャンスにソワソワしつつプランニング。

どうかドロ舟が沈みませぬように…。


【ビフォー】

カスタム前の姿がこちら。 目の覚めるボディカラーは「ヴェール シャンペトル」。200台限定のクルールです。

仕入れた時の走行距離は24km。

ナビ・バックカメラなどを取り付けて、新車保証の継承手続きを済ませたのち、塗装工場へ送り出します。いってらっしゃい。

塗装中の様子。


塗装から戻りました!

いい色ですが、んん〜何かがちがう…。


ということで思い切ってホイールの交換を追加。

さらにアウターハンドルを改めてシルバーに戻すことに。その他ドレスアップも進めます。


【できました!】 ボディカラーはソリッドのこげ茶色。 これは店長古川の「国鉄愛」が反映されたものです。


元ネタは昭和の電気機関車「EF58」の茶色時代。

その中でも身近だった150号機のニックネームを色の名前にしたため、カラー名は「150」イゴマルです。

小学生のころ京都駅まで見にいったあの色とカタチ、車籍の復活(一度引退して現役復帰)もとても大事なエピソードらしいです。

(この話、鉄道ファンじゃないとわかりません。EF58でググってみてください。)


外観はけっこう重い色をシルバー(クローム)とオレンジで刺激しつつ、どことなく旧くてしぶい雰囲気にできたと思います。

ルーフラックがパンタグラフに見えてきたら店長古川もご満悦。 (OS様は鉄道好きではありません笑)

外観のキーになるNEWアイテムの「クラシックルーフラック」 タフレックという汎用商品を独自に加工したものです。 形状の見直しを行いアップデートした取付ステーを使っています。 防錆のため、本体はクリア塗装し、スチールだった40数セットのボルトナットは全てステンレスに変更しました。 細身でいい曲線をしています。 タフさをまとうのが今風のルーフキャリア事情ですが、この真逆のスタイル、大好物です。 クラシックルーフラック付きのカングーはこれがはじめてのご納車となります。

【エクステリアのオプション】 ・純正クラシックアロイホイール(ブラック) ・クラシックルーフラック ・サイドマーカー オレンジ ・テールランプ オレンジステッカー ・テールランプトップ ブラックアウト ・樹脂バンパーコーティング ・ボディガラスコーティング



続いてインテリア。

インテリアのメインは折り畳み式のウッドデッキです。 ドアを開けると香りに気が付きますが、材料に杉を使っています。 昨年からある職人さんと試作を重ねているもので、これは試作No3です。

製品化を目指してまだ試行錯誤中です。

ワンちゃんと一緒に車中泊したいと聞いていたので、ぜひ使ってほしくて今回はじめてお譲りしました。




フレームはアルミで、男3人がくつろいで大丈夫な強度です。 畳めばトノボードと棚板として使えるので、


荷物にならず普段から役に立つのも気に入っているポイントです。見た目もかわいい。

好きな景色に車を止めて、あの店のお気に入りのパンをかじってひと休み。 お泊まりだけでなく身近に使ってもらえたらと思います。



【インテリアのオプション】 ・10インチナビ (Panasonic CN-F1X10BLD) ・ドライブレコーダー(Panasonic CA-DR03D ナビ連携タイプ) ・ETC ・純正CABANAシートカバー&アームレスト(色はトフィー) ・8号帆布シフトブーツ(ブラック) ・カップホルダー ・フロアマット(ブラウン×ダークブラウン) ・バックドアウッドパネル(ウォルナット) ・ウッドデッキ(仮名)


カバナシートカバー(トフィー)


新商品のカップホルダー(青いのは保護フィルムです)


バックドアパネル(ウォルナット)


フロアマット


【ご納車の日】 詳細を明かさずに完成させたため、お二人も僕らもドキドキでしたが、とっても気に入っていただきました。



門出の儀式(?)としてオーナーが自ら焼印。(めっちゃキレイ!本番に強い!笑)

これでほんとの完成、出発です。 こんな機会をいただき、ありがとうございました! 行ってらっしゃ〜い!!

さいごに肝心なところ。 「僕らが作っちゃったらYour KANGOOじゃないじゃないですか!?」と聞いてみたら、 「こんなオーダー自体が私たちらしい」と。 なるほど、カタチのない自分らしさ。 そうか別にカタチがなくたっていいのか… いやそもそもカタチなんてないのか。 ないからカタチにして… んん〜… この話あの人に聞いてみよ。 さあ、あなたらしく。 デグチ